アイテム詳細

宮沢賢治

ポニーキャニオン

グループ:Video

ランキング:4230

価格:¥ 3,873

発売日:1991-12-21

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カスタマーレビュー

宮澤賢治の世界観  (2008-07-03)
原作を読んだ後で見ると、少々違和感を覚える映画ですが、宮澤賢治の世界観をそのまま画にしたという感じでしょうか。セロ弾きのゴーシュとか、銀河鉄道の夜、グスコーブドリに出てきそうな科学鉱物実験など、様々な印象が散りばめられています。そして岩手の自然が本当に美しい。子供達は、イメージは悪くないし又三郎に至ってはこれ以上ないくらい印象そのままの良い素材だと思うのですが、表情と言葉が固いのは、元々原作の台詞が不自然なのと、方言を無理に標準語に置き換えているからでしょうか、村の子達が東京の劇団から来ました観がありありでよそよそしい。異邦人の又三郎はそれでいいけど、他の子たちはもう少し岩手の自然や生活に馴染ませてから撮影してほしかった。あと宮澤賢治作品にはほとんど出てこない「女の子」が軸になっているのは、美少女をヒロインにして売り出そうという制作者側のありがちな狙いが見えて苦笑してしまうのですが、又三郎の異質さを浮き上がらせるには彼女の存在が大きかったように思います。又三郎が銀河鉄道の夜で言う、この世の人ではないカンパネルラに当たるとすれば、いじめられながら母親の面倒を診ていた少女はジョバンニ。そういう位置付けかなと思いました。

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